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SALOMON S-CORE BOARDS
(サロモン S-コア ボード)
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最新のテクノロジーを駆使した、超軽量で高性能なS-COREサーフボード!
サロモン(S-CORE)は、サロモンの持つ最新のテクノロジーと、「レッドサークル」と呼ばれる世界各国屈指のシェイパーチーム(デイブ・マコーレー、グレッグ・ウェーバー、エリック・アラカワ、サイモン・アンダーソンなど)によって開発されたオリジナルの超軽量ブランクスです。
このブランクスは従来のブランクスと比べて、約30%軽量で耐久性に優れレスポンスの高いものだと言えます。
このブランクスの特長は、内部に太い3本のストリンガーが入っていて、それ以外の部分を空洞にする事によって軽量で強いサーフボードを実現させる事に成功しました。
このサロモン(S-CORE)が他のモールドボードと大きく異なる部分は、完成したS-COREの超軽量ブランクスに、シェイパーが手を加えて微妙なエッジの立て方などを調整した後で仕上げが出来るという事です。
ボードサイズなどは既製サイズになりますが、1本1本シェイパーが手を加えて完成させたハンドシェイプのボードと言えるのではないでしょうか。
排気弁:サロモンボードの内部は空洞なので温度差により空気の膨張などがあり、それを逃がすために排気弁が付いています。
これはサーフィンが終わると必ず開けて、またサーフィンに行く時には必ず締める必要があります。
高温になる車内などで排気弁を閉めたまま放置すると、サーフボードが変形をしてしまう可能性がありますので気を付けて下さい。
リペア:サロモン(S-CORE)製ボードの修理は、必ずエポキシ系の補修剤で修理をして下さい。
エポキシ樹脂はホームセンターなどでも販売していますが、かなり高価なものですのでエポキシパテやエポキシ系のリペア剤などがお勧めです。
リペアの基本的な手順は通常のボードと同じです。
★2013年8月から、S-COREに使っている材料の仕入れと供給に問題が起きており、S-COREは全てのボードの生産が当分出来なくなるそうです。
将来的には何とか生産を再開させたいそうですが、現時点では全く未定とのことです。
この状況を受けて、ご注文の受け付けは一旦ストップしますのでご理解をお願いします。
メーカーHP:http://www.salomonscore.com/
サロモン(S-CORE)の構造
1、内部のコア材として、3本の太いトリプルストリンガー(ポリプロピレン)があります。
2、コア材のトリプルストリンガーを、両面ともカーボンで覆い強度を高めます。
3、その上にハイドロフォビック
ダンペニング
フォーム(発泡スチロール)を重ねて、シェイプが出来るようにします。
4、表面はファイバーグラスで覆い、エポキシ系の樹脂を使って仕上げます。 |
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※ご注文の際には、ボード料金に海外からの送料・税金 10,000円(離島はお見積もり)が掛かります。
※お支払方法は各種お選び頂けますので、詳しくは”お支払方法”のページをご覧下さい。
※まとめてご注文される場合は、送料の割引があります!詳しくは”送料”のページを参照して下さい。
※納期は目安ですので、多少前後する場合があります。
※ご注文をされる方は”サロモンのご注文”のページからお願いします。
---------------------------★ SHINYAが乗った感想 ★--------------------------- |
サロモン(S-CORE)のWEBBER 6’0”に乗りました。
最初に持った時は、以前にサーフテックの軽さでかなり感動しましたのでさほど驚きませんでしたが、さすがに内部が空洞なだけあってサーフテックよりも軽く感じます。
サロモン(S-CORE)は、見た目がサーフテックとは全く違いました。
サーフテックはピカピカのプラスチックみたいなボードで完成された既製品ボードと言う感じですが、サロモンはストリンガーが無いだけで手触りや仕上げは標準ボードと同じような感じです。
S-COREフォームにはシェイプをしたサンディングの跡が残っていますし、グラッシングも標準ボードと同じような感じです。
サロモン WEBBERのサイズは 6’0”×46.4cm×5.56cmですが、レイルはミディアムくらいで持った感じも厚みは5.56cmくらいに感じます。
実際乗ってみると、浮力は標準ボードで厚みをワンサイズ上げたくらい(5.72cm)の浮力を感じます。
やはりテイクオフは速く、乗り味もサーフテックのような違和感は感じませんでした。
私は168cm 58kgですが、WEBBER 6’0”ではほんの少し浮力が多いように思いました。
小波〜頭半くらいのパワフルな波や、面の悪い時や良い時など色んなコンディションで乗りましたが、予想以上に調子は良かったです。
その秘密はやはりしなりにあると感じました!
サイズのある波でボトムターンをする時に、標準ボードやサロモンはしなりがあるので波のパワーを上手く分散させてボードを安定させ、車でいうショックのような役目を果たしているように感じました。
サロモンは硬いストリンガーが無いので、標準ボード以上にしなりやねじれに対して柔軟に対応出来るようにも感じます。
ボードが軽くしなりがあるせいか、良く走りターンにも伸びがあり、レスポンスやトップでの返しはかなり速く感じます。
ただボードが軽ので、オフショアがキツイ時はどうしても滑り出しは悪くなると思います。
サロモンなどの軽いボードはテールがルースになりやすい傾向がありますので、フィンの設定はサイドはS3やTCレッドラインなど大き目のフィンで、センターにG3000など標準的なフィンをセットするとドライブ性やトップでのホールド性が向上して良いように感じました。
強度ですがサーフテックほどの強さ(標準ボードの約10倍)はなく、標準ボードよりも少し強いくらいです。
私のボードも数回乗っただけで多少のヘコミはありますが、標準ボードのようにクロスの内側にクモの巣状のヒビが入るというものではなく、ただ軽くヘコんだだけです。
メーカーが言うには、折れる事に対してはかなりの強度があるそうです。
ボードの内部が空洞なので温度差により空気の膨張などがあり、それを逃がすために排気弁が付いていますが、これはサーフィンが終わると開けて、またサーフィンに行く時には締める必要があります。
私は良い波を見るとワクワクしすぎて、排気弁を完全に閉めずに海に入ってしまって内部に少し海水が入る事もしばしばあります。
これだけが面倒くさいボードです・・・。
サロモン(S-CORE)も既製サイズになりますので、体格とレベルに合ったボードがあれば最高ですが、妥協して乗るしかない方もいると思います。
ボードの値段も高いですし、しなりなどの特性からしても中級者以上にはお勧め出来るボードですが、初級者には性能をもてあます部分があるかもしれませんね。
正直ボードの調子は良いと思いますが、強度も多少強いくらいでお値段は標準ボードの1.5倍ほどしますので、総合的に考えればどうなのかな?っていう気もします。
値段の差ほど性能の差があるかどうかも疑問ですし、お金を気にせずに調子の良いボードが欲しければ良いかもしれませんね。 |
※取り扱っているS-COREは、全てAUS製のボードになります。
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